上海で海釣りはまってます

上海在住10年。2015年10月から釣遊会に入会し、主に漁山列島に釣りに行っています。中国での釣行をアップしていきます。よろしくお願いします。

舟山列島 2020年 5月3日‐4日 調査釣行

漁山が諸事情で、日本人が行けないようです。前から考えていた舟山に行くことになりました。当初は、知り合った中国人大学生銭くんと5名で行く予定でしたが、会で希望者が増え10名。2艘での出航となりました。蒋、銭、竹原、柴田、小林、北原、土井、金井、福山と私の10名です。潮は中潮。
天候は良好。でも漁山のように船が大きくなく、スピードもはやい。定員は釣り人5名で小さく、結論から言うと、長く釣りをするには厳しい。
労働節の連休だったので、5月3日の13時、布良瀬前を出発。6時前には舟山の宿泊地に到着しました。ここは観光地でこれから暑くなるにつれ、観光客が増える地域です。以前仕事でこの辺りは来たことありますが、今回は感染の影響がまだ残っているのか、観光客は少なかった。でも宿は海沿いのまさに観光客用のホテルでした。

食事も海沿いのテラスで、海鮮も新鮮でおいしかったです。海を見ながらの食事。まるで夏休みに遊びに来たような気分でした。
翌日は、朝4時半出航。ホテルの近くの港から2艘で出航です。船は快適に走ります。モーターボートのようですから、波が少なくても結構揺れます。
1時間半ほど沖に出て、四姉妹島回りから外洋に出ての釣でした。餌は海老の泳がせ。仕掛けは、ハリス5号一ひろ、伊勢尼13号、すて糸は70㎝くらい。途中すて糸が長いと船長に言われ、半分にしました。


最初にかけたのは、蒋くん。それも立て続け。リールもロッドも忘れて借り物。たいしたものです。今回のリーダーの銭君は、大学生でもさすがです。結局6尾のいいかたのホン二ベをあげました。
私も初めての舟山本格船釣り、底どりをしながら攻めますが、明確なあたりがありません。底に網やいろいろあるようで、根掛も本当に多い。少し底から上、3-4mで攻めながら、大きくしゃくったりします。それでも根掛は多く、しかけや錘のロストは続きます。
半ばやけくそで、10mくらいまで巻き上げをゆっくりします。そしてそれを繰り返し三回目くらい、5mくらい巻き上げた時、ゆっくり引っ張り込むような大きなあたり。しっかり合わせます。
久々の手ごたえ、来ました。ホンにベは底ですが、うえで食ってきた。ドラグもけっこうでます。上がってきたのは、スズキでした。70㎝ありました。周りはホン二ベしかあがらない中で、うれしいスズキでした。

船長は若いですがアクティブです、オオ二ベもどんどん釣ります。いつも私のハリスが細い、針が小さい。と言い続けます。その後、底を探っていると、こつっとというあたり。まるでカサゴのようです。でも何か違和感があるので大きく合わせてみると、重い手ごたえ。60㎝のホン二ベでした。その後群れが来たようで、40㎝くらいのホン二ベもあがりました。

圧巻は竹原さんの、巨大ホンにベ。

そのあとカサゴ釣りにポイントへ移動。結局16時上がり予定が15時頃あがりました。正直あの船であれば天候が良くても、8時間が限界ですね。体力ありません。
ねがかりにつかれて最後は、大事なロッドの穂先を追ってしまいました。
17時前には港に戻り、途中屋台で海鮮を食べ、上海には12時過ぎに到着しました。
残念なのは2艘目の船長があまりよくなく、釣果に大きく差が出ました。
天気が良かったとはいえ、ハードな釣でした。もういいかなと思いましたが、また行きたくなりました。意外だったのは、ホンにベの美味しさ。焼き魚・刺身、すばらしかったです。

2019年12月13日‐15日漁山列島 スズキ 胴付き さぐり

最初は定員になっていたので、あきらめていましたが、急遽欠員。当日万くんが急用で、行けなくなるというアクシデントもありましたが、竹原、福山、柴田、初参加金井、私の5名の漁山でした。潮は中潮。12月初の挑戦です。船は311大山です。
天候は、良い天気。波も風もおだやかな釣り日和になりました。夕刻風が吹いて寒くなりましたが、防寒も少々汗ばむほどでした。


近年のスランプ。打開策は、前回11月にやった胴付き仕掛け、竿も一本集中。基本持ち竿で誘いにかけました。いつもの竿2本、埋め込み天秤ではどうもうまくいかない、限界を感じていました。
7時過ぎには、現地到着。今回は会長の指定席に釣り座をとりました。竿も予備で2本目用意しましたが、ロッドホルダーも一個のみ。胴付き仕掛け、すて糸50cm、ハリス2m、4号にしました。針もいつもより小さめ伊勢尼12号。そして持ち竿で、ゆっくり誘いました。こまめに底どり、底付近から、2-3mまでいろいろな棚を探ります。


時々ホルダーに固定しますが、基本持ち竿で攻め続けました。底に送り込んで、ゆっくりみていると、竿先が微妙な動きを時々します。錘が底をたたきますので、その動きかと思えますが、これは持ち竿でしか見えない動きだと思います。
8時頃大山が、20㎝強のニベをあげますが、今日も渋い我慢の釣り。でもこれも12月、覚悟の上でした。8時過ぎ、私の竿にもかすかなあたり、少し送り込んで合わせたら、軽い。20㎝くらいのニベでした。


それでもがまんです。竿先に集中して上げ下げの誘い。
すると9時過ぎ、底付近でほぼ垂直に近くでおろしている竿先が、変な動きです。一呼吸おいて合わせると、ぐっと重くなりました。最初は根掛かとおもうような、重い感じ。
しかしリールを巻いていくと、重たい生命反応がありました。何か底物の大きいのか?ハタか?と思うような引き。しかしだんだん暴れ始めます、しかしいつものスズキとは違う感じであまり暴れません。皆が注目する中、姿は銀色のかなりのサイズの魚体。鯛も期待しましたが、上がってきたのは、丸々と太った3㎏65cmのいい型のスズキでした。
これはうれしかったですね。狙った釣り方で、イメージ通りの釣りができたという感じ。久々の満足です。


その後初参加でルアーやっていた金井さんが、何か欠けた様子。あがってきたのは2㎏のスズキでした。初参加でもお見事です。


その後、釣り方を覚えた私は、30-40前後のスズキを4尾あげる事が出来ました。持ち竿誘い釣り。はまった感じです。
あとは、1度目は船酔いでダウン。前回2回目は船酔いはなかったもののほぼボーズの柴田さんがついに良い型のスズキを、ルアーで上げました。これは本人もすごく感激。船上は明るくなります。その後テンヤで4尾もあげました。


そしてトモにいた福山さんが、フッコサイズを2尾。竹原さんも同様。
午後からは、トモにいた福山さんの一人勝ちで、フッコサイズを立て続けに上げました。2本の置きざおに同時にヒットはすごかったですね。
私は、その後は全然ダメになりました。逆に置きざおしてた福山さんにかかるようになりました。
ということで1日目は終了しました。潮が複雑で難しい釣りです。
2日目は6時出航。6時半頃釣り開始です。
2日目は、砂を巻き上げているような濁り潮。潮も1日目より複雑で2枚潮3枚潮。かなり渋い状況になりました。私はミヨシに異動。会長席に座った福山さんがフッコサイズを1尾。微妙なあたりを送り込みで、大きなあたりで、まあまあのサイズのスズキを竹原さんが上げました。


私は、微妙なあたりが全部カサゴ。10㎝くらいあったので、結構狙って釣りました。でもスズキらしい微妙なあたりはありましたが、かける事はできませんでした。
やはり水温のせいでしょうか、難しい釣りです。大物はそこでじっとしている感じでしょうか。上の方を狙っていた福山さんは、フッコサイズばかりでした。
私は3㎏以外は4尾のフッコサイズ。でも3㎏のスズキは脂がのって素晴らしいクオリティでした。
これで今年の釣り納です。結果とすれば、20尾強のスズキが上がり、鯛がこなかったのは残念ですが、私も狙ったとおりに釣れたのでこれで良しとします。
来年は何回行けるかわかりませんが、できる限り行きたいですね。

2019年11月15日‐17日漁山列島 スズキ 厳しいがまんの釣り

今年は、天候がなかなかあわず、漁山も7月以来となりました。

中潮。メンバーは、会長、福山親子、蒋くん、柴田さんと私の6名。最近中々出航していない311大山でした。彼も釣りに行きたいかったようです。

いつものように、9時半布良瀬前出発。途中警察に職務質問されるトラブルもありましたが、3時頃無事石浦港到着。5時には出航となりました。
天候は久々の釣り日和のようで、11月半ばとはいえ、暖かく汗ばむほどの良い天気でした。8時は釣り開始。久々ですが、期待が高まります。私は、トモです。去年の11月は大ダイが2尾上がってます。(私ではありませんが)私と会長は海老だけではなく、皆のためにもコマセもセットしました。
開始早々第一投目に会長に見事な型のキジハタがあがりました。

さすがです。その後も会長が、いい型のスズキをあげました。私も含め、他のメンバーもなかなか当たりさえ出ず、厳しい釣りが続きます。餌が獲られるとかも全然なく、嫌な予感がします。やはりだめか、、という感じです。
でも大山は絶好調でした。大真鯛も含め3尾の真鯛。いい型のスズキも上げて上機嫌です。会長と大山の二人がちです。
会長はその後も良い型のキジハタをあげました。お昼を過ぎ、あいかわらず渋い状態が続きます。時折コマセに小さなカサゴがヒットするぐらいです。
私は2本目のコマセをあきらめ、今までやって無かった胴付きに変えてみます。以前は絶好調だった埋め込み天秤に限界も感じていました。流れが速かったり複雑。海底も場所としてはいいのでしょうが、高低があり底が獲りにくい。
その胴付きを置きざおにして、目を離してた時です。いきなりミヨシに向かって、竿が大きくしなり、PEが走り出しました。あわててロッドを外し巻き始めましたが、30mほどでていて、三好付近の会長福山親子の方までいっています。巻いていくとPEが上に上がりだしたので、お祭りかと思ったほどです。でもグングンとした力強い引きでしたので、あきらかに魚とわかりました。
上がってきたのは、68㎝。3㎏の久々のまあまあのサイズのスズキでした。

最近のスランプもあったので、今日もダメかとあきらめていたので、本当にうれしかったです。
その直後です。ひろし君の竿が大きくあたり。上がってきたのは、78㎝。4㎏のスズキでした。


その後も胴付きで底を確認しながら、さぐってみました。やはり置きざおはだめあなと思っています。良く釣れる日は、どんな釣り方でも釣れる。でもこういう渋い日は、胴付きで底を取りながら、てもちでやらないとだめなんですね。
その後もあいかわらず渋く餌もとられない状況が続きました。5時納竿と思っていましたが、会長福山さんが、暗くなったのにイシモチを釣りだしたので、私もやってみました。30㎝くらいのいい型のイシモチ一尾あげて、この日は納竿でした。

いつもと同じ宿でしたが、もしかしたら来年もう釣りにこれなくなるかもと思うと少々寂しいですね。

翌日は、5時半出航。気合を入れて、集中して臨みます。結果としては、ほぼ坊主でした。胴付きも根掛で高切れ。なかなかうまくいきません。
蒋くんがミヨシトップで大きな真鯛を釣りあげました。

その前にも、同じ当たりでばらしたと言ってました。最後は仕上げに会長が、真鯛。

やはり実力でしょうか。。。
あーーーー!大真鯛釣りたい!30㎝強までは釣ったことがありますが、真鯛はこれからの目標ですね。

やはり漁山のスズキは最高にうまいです。渋い釣でしたが、天候もよく、行けただけでも良かったと思うしかありません。
漁山は今年最後かもしれないし、某事情により来年はいけないかもしれませんが、船長が12月は天気さえよければ、行けるよと言ってましたから、機会があれば挑戦します。