上海で海釣りはまってます

上海在住10年。2015年10月から釣遊会に入会し、主に漁山列島に釣りに行っています。中国での釣行をアップしていきます。よろしくお願いします。

2019年12月13日‐15日漁山列島 スズキ 胴付き さぐり

最初は定員になっていたので、あきらめていましたが、急遽欠員。当日万くんが急用で、行けなくなるというアクシデントもありましたが、竹原、福山、柴田、初参加金井、私の5名の漁山でした。潮は中潮。12月初の挑戦です。船は311大山です。
天候は、良い天気。波も風もおだやかな釣り日和になりました。夕刻風が吹いて寒くなりましたが、防寒も少々汗ばむほどでした。


近年のスランプ。打開策は、前回11月にやった胴付き仕掛け、竿も一本集中。基本持ち竿で誘いにかけました。いつもの竿2本、埋め込み天秤ではどうもうまくいかない、限界を感じていました。
7時過ぎには、現地到着。今回は会長の指定席に釣り座をとりました。竿も予備で2本目用意しましたが、ロッドホルダーも一個のみ。胴付き仕掛け、すて糸50cm、ハリス2m、4号にしました。針もいつもより小さめ伊勢尼12号。そして持ち竿で、ゆっくり誘いました。こまめに底どり、底付近から、2-3mまでいろいろな棚を探ります。


時々ホルダーに固定しますが、基本持ち竿で攻め続けました。底に送り込んで、ゆっくりみていると、竿先が微妙な動きを時々します。錘が底をたたきますので、その動きかと思えますが、これは持ち竿でしか見えない動きだと思います。
8時頃大山が、20㎝強のニベをあげますが、今日も渋い我慢の釣り。でもこれも12月、覚悟の上でした。8時過ぎ、私の竿にもかすかなあたり、少し送り込んで合わせたら、軽い。20㎝くらいのニベでした。


それでもがまんです。竿先に集中して上げ下げの誘い。
すると9時過ぎ、底付近でほぼ垂直に近くでおろしている竿先が、変な動きです。一呼吸おいて合わせると、ぐっと重くなりました。最初は根掛かとおもうような、重い感じ。
しかしリールを巻いていくと、重たい生命反応がありました。何か底物の大きいのか?ハタか?と思うような引き。しかしだんだん暴れ始めます、しかしいつものスズキとは違う感じであまり暴れません。皆が注目する中、姿は銀色のかなりのサイズの魚体。鯛も期待しましたが、上がってきたのは、丸々と太った3㎏65cmのいい型のスズキでした。
これはうれしかったですね。狙った釣り方で、イメージ通りの釣りができたという感じ。久々の満足です。


その後初参加でルアーやっていた金井さんが、何か欠けた様子。あがってきたのは2㎏のスズキでした。初参加でもお見事です。


その後、釣り方を覚えた私は、30-40前後のスズキを4尾あげる事が出来ました。持ち竿誘い釣り。はまった感じです。
あとは、1度目は船酔いでダウン。前回2回目は船酔いはなかったもののほぼボーズの柴田さんがついに良い型のスズキを、ルアーで上げました。これは本人もすごく感激。船上は明るくなります。その後テンヤで4尾もあげました。


そしてトモにいた福山さんが、フッコサイズを2尾。竹原さんも同様。
午後からは、トモにいた福山さんの一人勝ちで、フッコサイズを立て続けに上げました。2本の置きざおに同時にヒットはすごかったですね。
私は、その後は全然ダメになりました。逆に置きざおしてた福山さんにかかるようになりました。
ということで1日目は終了しました。潮が複雑で難しい釣りです。
2日目は6時出航。6時半頃釣り開始です。
2日目は、砂を巻き上げているような濁り潮。潮も1日目より複雑で2枚潮3枚潮。かなり渋い状況になりました。私はミヨシに異動。会長席に座った福山さんがフッコサイズを1尾。微妙なあたりを送り込みで、大きなあたりで、まあまあのサイズのスズキを竹原さんが上げました。


私は、微妙なあたりが全部カサゴ。10㎝くらいあったので、結構狙って釣りました。でもスズキらしい微妙なあたりはありましたが、かける事はできませんでした。
やはり水温のせいでしょうか、難しい釣りです。大物はそこでじっとしている感じでしょうか。上の方を狙っていた福山さんは、フッコサイズばかりでした。
私は3㎏以外は4尾のフッコサイズ。でも3㎏のスズキは脂がのって素晴らしいクオリティでした。
これで今年の釣り納です。結果とすれば、20尾強のスズキが上がり、鯛がこなかったのは残念ですが、私も狙ったとおりに釣れたのでこれで良しとします。
来年は何回行けるかわかりませんが、できる限り行きたいですね。